「朝がつらい」「頭がぼーっとする」「日中の集中力が続かない」
数年前の私は、まさにそんな状態でした。夜はなかなか寝つけず、寝ても浅くて、朝はギリギリまで布団の中。休日に寝だめしても疲れが抜けない。そんな毎日が“当たり前”になっていたのです。
この記事では、そんな私が睡眠改善に本気で取り組み、生活がどう変化したかを赤裸々に綴ります。
「睡眠の質って、そんなに変わるものなの?」と半信半疑の方にこそ、ぜひ読んでいただきたいです。
■ 睡眠が乱れていた頃の私
当時の私の睡眠は、こんな感じでした:
- ・寝る時間が毎日バラバラ
- ・寝つきに30分以上かかる
- ・夜中に1〜2回目が覚める
- ・朝はアラームを何度もスヌーズ
- ・寝ても疲れが取れず、慢性的にだるい
それでも仕事には行き、家事もこなし、人と会えば普通に振る舞う。
でも内心は、「もっと元気に過ごしたいのに…」というもどかしさでいっぱいでした。
■ 睡眠改善のきっかけ
転機となったのは、ふとした会話でした。
「それ、睡眠の質が原因かもよ?」と友人に言われたのです。
私は最初、「寝てるのに?」と疑いました。でも、調べてみると「睡眠時間」ではなく「睡眠の質」が重要だとわかり、少しずつ改善に取り組むようになりました。
始めにやったことは:
- ・就寝時間と起床時間を固定する
- ・寝る1時間前はスマホを見ない
- ・寝室の照明を暗めにする
- ・リラックスできる音楽を流す
- ・寝る前に呼吸法やストレッチを取り入れる
これらを1つずつ、無理のない範囲で実践していきました。
■ 生活がどう変わったか?
正直、劇的な変化があったのは2〜3週間経ってからでした。
① 朝、自然に目が覚めるようになった
以前はアラームを3回かけてようやく起きていたのに、今ではアラームが鳴る直前に自然に目が覚めることが増えました。
② 日中の集中力・判断力が上がった
仕事中の「眠気」と「ぼーっとする時間」が激減。
思考も冴えて、午後まで集中力が持続するようになりました。
③ 気分の浮き沈みが少なくなった
以前はちょっとしたことでイライラしたり落ち込んだりしていたのが、気持ちが穏やかに保たれるように。
④ 体重・肌の調子まで変化
睡眠改善だけで?と思うかもしれませんが、寝不足による食欲暴走が減ったせいか、自然と体重も少し落ちました。肌の調子も安定しています。
■ 正直、こんなに変わると思ってなかった
「たかが睡眠、されど睡眠」——。
昔の私は、“睡眠の大切さ”を知識としては理解していても、軽く見ていました。
でも実際に改善してみて、生活の質そのものが底上げされたような感覚があります。
仕事・家事・趣味・人間関係…すべてが以前より前向きに感じられるのです。
■ これから改善したい人へ
すべてを一気に変える必要はありません。
私も最初は「寝る時間だけ決めてみよう」から始めました。
おすすめは:
- ・寝室の照明を暖色系に変える
- ・寝る前に深呼吸をする
- ・毎晩同じ音楽を流す(眠りの合図に)
- ・スマホは寝室の外に置く
1つでも続けると、確実に変わります。
■ まとめ|「ちゃんと眠れる」が人生を変える
「もっと早く気づけばよかった」——これが、私の本音です。
睡眠は、私たちのパフォーマンス・感情・健康を支える人生の土台。
もし今、あなたが「なんとなく毎日がしんどい」と感じているなら、
それは“体からのサイン”かもしれません。
ぜひ一度、自分の睡眠を見直してみてください。
きっと、毎日が少しずつ明るくなっていきます。