ねるねる

【体験談】「眠いのに眠れない」夜の正体と向き合った話

「眠いはずなのに、眠れない…」
布団に入って目を閉じても、眠りのスイッチが入らない夜。
疲れているのに、頭だけが冴えていて、なかなか眠れない自分がつらい――そんな経験はありませんか?

この記事では、かつて同じ悩みを抱えていた私が、「眠いのに眠れない夜」の正体とどう向き合い、どう改善していったかを体験談としてまとめました。


■ 「眠気があるのに眠れない」あの不思議な感覚

私がこの感覚に陥ったのは、30代になってからのこと。
仕事が忙しく、子どもが生まれて生活がガラッと変わった頃でした。

一日中バタバタして、「今日は絶対すぐ寝られる」と思っていたのに、
布団に入った瞬間から脳内で勝手に思考がスタートしてしまう。

「あのメール返したっけ?」
「明日のタスクどう組もう?」
「寝なきゃ…寝なきゃ…」

そうして気づけば30分、1時間と時間が過ぎていく。
眠いのに眠れないという不条理さと焦りで、ますます眠れなくなる悪循環でした。


■ なぜ“眠いのに眠れない”のか?原因を考えてみた

この状態の原因を探るために、私は自分の状態を
「眠気」=体のサイン と 「眠れない」=脳の状態
という視点で分けて考えてみました。

● 脳が興奮している(交感神経優位)

仕事や人間関係、日中の刺激が強すぎた日は、脳が“まだ活動中”の状態のまま寝ようとしていた。

● 情報過多・スマホの見すぎ

寝る前にSNSやYouTubeを見る習慣が、脳を活性化させていたと実感。

● 「寝なきゃいけない」というプレッシャー

これが一番厄介でした。
「寝ようとするほど眠れない」――これは多くの人が共通して陥る心理のようです。


■ 私が試して効果を感じた3つの習慣

原因が分かったあとは、「脳のスイッチをゆるめる」ことを意識して、いくつかの習慣を取り入れました。

① 寝る前30分は“完全オフ時間”

スマホ・仕事・考え事は一切やめて、
照明を落としてアロマを炊きながら、ストレッチや読書だけをするようにしました。

② 「眠れなくてもOK」と声に出す

「眠らなきゃ」と焦るのではなく、「ただ横になっていれば大丈夫」と開き直ることを自分に許すようにしました。
これだけでも体の力が抜け、眠りに入りやすくなった感覚があります。

③ グリシン配合サプリを取り入れる

眠りのリズムを整えるために、睡眠サプリ(グリナ)を就寝30分前に飲む習慣を導入。
朝のスッキリ感が増し、「眠れた感覚」がしっかり戻ってきました。


■ 「眠気」はある=眠れる力はまだ残っている証拠

「眠いのに眠れない」という状態は、
実は「眠れる土台はあるけれど、何かがブロックしている」だけの状態です。

つまり、それは絶望ではなく、希望のある状態
あとはそのブロック(思考・習慣・環境)をゆるめてあげるだけ。

これは、私が数ヶ月かけてようやく実感できたことです。


■ まとめ:「自分を責めないこと」が改善の第一歩

眠れない夜が続くと、つい「なんで自分はこんなに眠れないんだろう」と責めたくなります。
でも、その気持ちがさらに眠りを遠ざけてしまうこともあるんですよね。

大切なのは、眠れない自分を責めずに、観察して、優しく整えていくこと
それが、深く眠れる夜を取り戻すための一歩になると私は信じています。

もしあなたも同じような夜に悩んでいるなら、
「眠れるはずの力」は、まだちゃんと自分の中にあることを、どうか忘れないでください。